アウトバックキャンプツアー③〜ツアーの最後は神秘的で壮大なエアーズロック、キングスキャニオン



 

オーストラリアアウトバックのキャンプツアー、

ついにエアーズロックロックの所まで

やってきました。

 

(1998年の旅の写真をデジタル化したため、

その時のことを思い出しつつ、何回かに渡り

オーストラリアラウンド旅行についてのことを

書いています。)

 

Ayers Rock…  アボリジニの言葉ではUluruと

言われ、この辺ではUruruを使うのが普通な

感じでした。

 

ここからエアーズロックに向かい、周囲を歩いたり、

待ちに待ったエアーズロック観光の1日が始まりました。

 

 

〈ツアー8日目〉

 

早朝

サンライズとエアーズロックの色彩の変化を見るために

早起きしました。

この時の気温は何度だったんだろう…。

かなり寒かったので、ツアー仲間はブランケットに

くるまっていました。

 

薄暗いところからエアーズロックが浮かび上がり、

エアーズロックも周りの空も、刻一刻と色合いを

変えていくのが神秘的で綺麗でした。

 

 

オーストラリアは冬に時期で基本的に寒いのですが、

アデレードを出発した時には、まだそこまでの寒さでは

ありませんでした。

それが、北上しているのに、内陸に入るほど寒さが増し、

ツアーの最後の2泊くらいは寒さに耐えられず

車内に入り込んで寝た覚えがあります。

内陸部は朝晩とっても冷え込むんですね…。

 

私は元々寒がりなのですが、

ツアーで借りた寝袋のチャックが壊れていたので

熱を保温できず、とにかく寒かったんです。

 

重ね着、重ね履きをして寝たにも関わらず、

毎朝のように足先が冷え切って目覚めていました。

 

 

朝食を済ませ、片付けが済むとエアーズロックへ。

これはエアーズロック観光のためのチケットです。

Ayers RockでなくUluruと書かれていますね。

KATA TJUTAというのはエアーズロックの後に訪れた

マウントオルガのことです。

両方観光できる共通チケットですね。

チケットの裏にはアボリジナルアートが

描かれていました。

 

さあ、まずはエアーズロックの周囲を散策です!

エアーズロックは一枚岩と言いますが、近くで見ると、

岩の表面は凸凹、見る角度により様々な岩肌の表情を

楽しめます。

周囲は9,4kmあるので、結構歩きでがありました。

 

これ↓は絵葉書です。

上から見るとこんな形をしているんですね。

アボリジナの壁画

エアーズロックは先住民アボリジニに聖地でもあり、

何万年前からこの辺りに住みついていたのでしょう。

アボリジニの描いた壁画があちこちで見られます。

 

周囲を散策した後はアボリジニのカルチャーセンター

を訪れました。

 

実はこの時、ツアー参加者の半数はエアーズロックに

登っていました。

 

エアーズロックに登るかカルチャーセンター見学かを

選べるようになっていたのです。

 

なおりんは元々、エアーズロックに登るつもりで

いました。

 

…ですが、話を聞いているとエアーズロックは

昔〜昔から

先住民・アボリジニの人達の聖地であり、

特別な人が特別な時にしか登れないというのです。

 

そして、ツアー仲間の中でも一番親切で、

仲良くしてくれたスペイン人の子がそれを尊重して、

自分は登らないと言っていたのです。

彼女はオーストラリアの大学でアボリジニの

文化のことなどを勉強していると言い、

アボリジニの文化や人達のことに詳しく、

自分は登ることはできない、と。

 

登ってみたい気持ちはありましたが、

彼女やガイドさんの話を聞いていると、

自分の満足感を満たすために

わざわざ登らなくてもいいのではないか、

登るべきではないのではないか…などと考え、

登らないことに決めたのです。

カルチャーセンターの方も見てみたかったですしね。

 

スペイン人の子となおりん以外のツアー参加者の中で、

他にも数人がカルチャーセンターを選びました。

 

ツアー仲間の中で、特に親切でいい人達だなぁと

思う人達は皆カルチャーセンターの方でした。

 

(つい最近、2019年10月にアボリジニの人達の要請で

エアーズロック登頂が禁止になったようです。)

 

 

オーストラリアの真ん中にドーンと構える

立派な一枚岩のエアーズロック。

アボリジニの人達が聖地というのも納得がいく

大きさと存在感。

偉大で、美しさと神々しさを持つ特別な場所ですね。

 

 

 

〈9日目〉

 

エアーズロック観光の翌日はマウントオルガThe Olgas

(アボリジニの言葉ではKata Tjuta) の「風の谷」の

ハイキングへ。

風の谷…?

そう、ここは「風の谷のナウシカ」のモデルになった

と言われている場所です。

 

乾燥したアウトバックの植物は

普段見かけないようなものばかり。

風の谷の散策後、ドライブ中に見えたこれ↓は…

 

エアーズロックのように大きい岩ですが、

これは何だったんだろう…?

 

〈10日目〉

 

アウトバックキャンプツアーの最終日。

Kings Canyonを訪れました。

切り立った岩の壁、壮大な景観が広がっていました。

すぱっと切り裂いたような岩肌。

どのようにしてこんな風になったんだろう…。

相当の年月を経て、出来上がった景観なんでしょうね。

自然の偉大さを感じました。

キングスキャニオンを見終えて、このツアーの

最終地点アリススプリングスを目指して走ります。

 

「ラクダに注意」の標識

オーストラリアには

「コアラに注意」「カンガルーに注意」の標識も

あるんですよ。

 

 

ついにAlice Springsに到着しました。

これにてアウトバックのキャンプツアー終了です。

 

最後の夕食は、ツアーのメンバーで

キャンプフードでなく、レストランで食事を

しました。

 

そこにカンガルーバーガーというのがあったので、

オーストラリアならではのそれを食べてみました。

 

あまり癖がなく食べやすかったと記憶しています。

 

余談ですが、メルボルンなどの都市部では、

カンガルー肉などが売られているのは

普通見かけませんでしたが、

内陸部やノーザンテリトリー準州の田舎の方の

街では、スーパーなどでもよく売られていました。

 

 

ツアー仲間のほとんどが泊まったバックパッカー

10日ぶりにベッドでゆっくり休みました。

 

 

いろんな国の人達に混じり10日間キャンプ生活を共にし、

今までの見たことのない景色を見て、肌で感じ、

日本では決して経験できないようなことをたくさん

しました。

 

英語があまりできず、会話に入りきれなかったり、

あやふやな理解力なので、いつも皆の様子を見ながら

動き、何をやるにも最後になってしまったりして、

辛いところもありましたが、

ツアー全体を通して、いろんな面でこのツアーは

ほんとに楽しかった!

素晴らしい経験ができました。

 

 

アリススプリングスで3泊し、博物館へ行ったり、

町散策をして過ごし、

この後、さらに別のキャンプツアーに参加し、

ダーウィンに向けて北上をしていきます。

次回に続く…

 

 

P.S. おまけ

 

キャンプツアー中のカルチャーショック…

 

ツアーの後半、道端でとうもろこしが売られて

いました。

 

ツアー仲間の何人かがとうもろこしを

買ったのですが、

“キャンプファイヤーで茹でて食べるの、

大変よねぇ…”

と思っていたら、

 

その場で生のまま食べ始めたのです(゚∀゚)

ポキッと折ってなおりんにも分けてくれたので

食べましたが、やっぱり生は美味しくなかった…。

ちょっと生臭さもあり、甘味もなく。

 

欧米では普段から

とうもろこしを生で食べるのか…?

 

ちょっとビックリした出来事でした。

 

 

 

 

 

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プロフィール
kaigaiなおりん

kaigaiなおりん

20代の時にオーストラリアへ渡航し、韓国人の主人と出会って以来、韓国、オーストラリア、香港で生活してきました。そして2021年6月にはオランダへ。アムステルダムにてミニチュア粘土教室開講中。

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