香港のインターナショナルスクールで英語の教科書代わりに使うのは普通の本〜授業に使われているおすすめの一冊



 

ところ変われば…

 

学校も変われば、授業も違うし教科書も違う。

 

 

我が家の子供達は香港でインターナショナルスクールに
通っています。

 

インターナショナルスクールと日本の学校の
いろんな違いについては前に書きましたが↓、

 

香港のインターナショナルスクールは、日本の学校とこんなに違う!

 

 

今日は特に、教科書についての話です。

 

そして、昨年、娘の学校で英語の教材に使われていた
本のご紹介もしたいと思います。

 

今回、日本に一時帰国し、購入しておいた

その本の続編の日本語版3冊も持ち帰り、

ようやく読んだので、

日本語訳の本もご紹介しますね。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

インターナショナルスクールでは、日本の学校と違い、
きちんとした教科書というものがないことも

よくあります。

 

娘の学校では、科目により教科書が

あったり、なかったり。

 

教科書はリースで、学年の始めに借り、
終わる時に返し、毎年使い回します。

 

科目によってそれぞれで、主要4科目では

理科だけはなぜか小学校のうちは教科書がなく、
音楽、図工などもありません。

 

英語は、教科書代わりになるのは一般の本です。
本が教材になり、それを教科書代わりに読んでいく、

ということをします。

 

1年で2冊。
その2冊を1年かけて読むのではなく、
もちろん他のことも習いますが。

 

 

娘の学校はこんな感じですが、イギリス系の学校など、
教科書が全くないという学校も結構あります。

 

以前、息子が少し通ったオーストラリアの小学校にも
教科書はありませんでした。

 

 

 

教科書がない、というのは、
私達日本人にとっては⁈…

 

…ちょっと戸惑いますが、
プリントを使ったり、教科の区切りを超えて総合的に
学習したりするのでしょう。

 

 

 

そして息子の中学、高校では、

教科書を毎年買わされます。
どっさり、ずっしり…と分厚いものも何冊も。

 

英語の教材は本5冊。

毎年1冊はシェークスピアの本が入っています。

 

Grade7の時に、この学校に転校した時には、

シェークスピアが難しすぎて理解できず

完全にお手上げでした。
Grade7と言いますが、Grade7は日本の歳では

小学校6年生の9月〜中学1年生の6月まで

(うちは早生まれで一学年下ですが、

早生まれでなければ小学5年生〜6年生の歳です)、

なので、シェークスピアを丸々1冊習うなんて…

という感じでした。

 

 

まあ、このように学校により、いろいろと

違います。

 

 

 

 

さて、ここでご紹介したい本は、

昨年、娘の学校の英語の教材として読んだ本、
「Bread Winner」、
日本語訳版の本は「生きのびるために」です。

 

Breadwinnerとは「家の稼ぎ手」という意味で、
主人公のパヴァーナという11歳の少女が、
一家を支えるため、髪を切り、少年として
アフガニスタン・カブールの市場で

生活の糧を得るために働く、ということから、

英語の題名も日本語の題名もきているのです。

 

なぜそのようなことをするのかと言うと、
タリバン支配下のアフガニスタンで、
女性は男性と同伴でなければ外に出ることができず、
父がタリバン兵に連れ去られたため、
そうせざるを得なかったのです。

 

その中で、パヴァーナが出くわす、信じがたい
壮絶なストーリーなのです。

 

タリバンに支配された当時のカブールの街の様子、
人々の懸命な生きざまを目の当たりにし、
ニュースでいくつかの事例を見聞きしたのと、
また違う衝撃を受けました。

 

独裁者により生活を破壊され、
自由や権利を奪われ、命を脅かされることの悲惨さ…

 

 

この、パヴァーナの「生きのびるために」も、
例えば、はだしのゲン、アンネの日記などのように、
そこに生きた個人の話を見聞きすることで、
より衝撃を受け、

繰り返してはならない、
なくさなければならないということ、
平和がいかに尊いものか、ということを
身にしみて感じるでしょう。

 

過去の戦争やこのような内戦…

繰り返さないために、知る必要がある

と思うのです。

 

 

カナダには平和主義者が多いと聞きますが、

このように遠くの国で起きた悲劇を

教材として子供の頃に学校で読むことで

(もちろん学校により教材も違うと思いますが)、

心に感じることができるのでしょう。

 

 

 

普段、あまり本を読まない娘ですが、
この本は、食いついて読んでいました。

 

私・なおりんも一緒に読んでみようと、

あ、でも英語で読むのではなく、

やはり日本語で完璧に理解したいと、

日本語版も買いました。

最近、日本語の方が弱くなりつつある娘にも

日本語でも読ませてみようかという

考えもあり…。

 

 

日本語版は、ふりがなも振ってあり、
小学校高学年くらいから読むことができます。

大人にも、もちろん読んでいただきたい
一冊です。

 

 

Amazonでのご購入は、下↓の画像をクリック。

在庫が少ないのでお早めにどうぞ。

 

①学校で読んだ本の日本語版です。

生きのびるために (外国の読みものシリーズ)

 

 

英語が堪能な方、
原版を英語で読んでみたいという人は、
英語版に挑戦してみてくださいね。

これが学校のテキストになっていた本です。

 


The Breadwinner BREADWINNER ANNIV/E (Breadwinner) [ Deborah Ellis ]

 

 

 

 

「生きのびるために」の続編も含め、全4冊あります。

 

生きのびるためにの続編はこちら↓

 

②主人公のパヴァーナのその後についてのお話です。

 


さすらいの旅―続・生きのびるために

 

 

③こちらは、パヴァーナの友達ショーツィアの

その後のお話です。

 


泥かべの町

 

 

④そして、最終話

 


希望の学校―新・生きのびるために

 

 

 

我が家では、続きも気になり、日本語版、英語版とも

全巻買い揃えました。

 

 

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プロフィール
kaigaiなおりん

kaigaiなおりん

20代の時にオーストラリアへ渡航し、韓国人の主人と出会って以来、韓国、オーストラリア、香港で生活してきました。そして2021年6月にはオランダへ。アムステルダムにてミニチュア粘土教室開講中。

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