オーストラリアラウンド旅行も終盤、パースからインデアンパシフィック鉄道でアデレードへ


2ヶ月間のオーストラリアラウンドの旅も終盤に

入りました。

(1998年の旅の記録です。)

 

西海岸のモンキーマイア、シェルビーチなどを

訪れた後、オーストラリアの長距離バス・

グレイハウンド(だったと思います) で

パースへと向かいました。

 

*グレイハウンドバスについて見てみたら、

今は西海岸はBroomまでしか運行していないようで、

Broom⇄Perth 間は走っていないようです。

 

このエリアは、バスもそんなに走っていないので、

1日1便だったと思います。ですから町によっては

真夜中に発着するんです。

 

カーナーボンという町から真夜中に出発した

覚えがあります。

 

 

8月下旬のパース

久しぶりの都市です。

アデレードを出て以来、アウトバック、人里離れた

西海岸をずっと旅してきて、途中町に立ち寄っても

アリススプリングス、ダーウィン、ブルームなどの

こじんまりとした小さな町でしたから。

 

パースもきれいな街で、いいところでした。

 

カカバラ(ワライカワセミ)

街中を散策したり、博物館に行ったり、

日本で英会話教室に通っていた時の先生と

再会したり、公園でゆっくりしたり…

 

まずは、パース市内を観光し、

その後は、ちょっと足を伸ばして

ピナクルズやピンクレイクにも行こうかな

と考えていたのですが…

 

実は、アデレード行きの横断鉄道・

インディアンパシフィックのチケットを予約した後、

風邪を引いて熱を出し2〜3日寝込んでいました。

(イルカに会えるビーチ・モンキーマイアで夕方まで

遊んでいて冷えたこと

+ パースに向かうバスのエアコンが効き過ぎで

風邪を引いたらしく、その後、

ずっと疲れやだるさが抜けないなと思いながら

動いていたのですが、その時点で既に発熱していた

のかもしれません)

 

そのため、思ったように動けず、

まあ、もう既にいろんなところを十分見てきたので

少し離れた観光スポットは諦め、

予定通り、アデレードの方へ向かうことにした

のです。

 

ですから、パースでは半分は寝込んでいたと

いう思い出があります。

 

 

 

余談ですが…

旅先で1人寝込み、心細いなか、

いろいろと思ったことがあったので書いておきます。

 

一つは、ほんとに冷たい人もいるし、

いい人悪い人、気の合う人…などは

国籍関係ないな、ということを実感した

ことです。

 

何のことかというと…

 

なおりんがパースで宿泊したバックパッカーは

それほど規模が大きくなかったので、

何泊かしていると宿泊している日本人は

顔を合わせ、お互いにわかったのですが、

その時いたのは、他に男の子と女の子1人ずつ

でした。

 

その女の子と話していると、体温計を持っている

というで貸してもらいました。

そして測ると38℃以上の熱が…。

だからだるかったのか…。

それから休むことに。

 

翌日、体温計をもう一度貸してと言うと、

なんと、

「何回測っても同じだよ。」

そして更に一言。

「風邪なんか引くのは自己管理が悪いからだよ」

とまで言ってきました。

 

具合が悪い人に対して、そんな言い方は…ね。

 

そこにいたたった1人の日本人女子。

調子が悪い時は、やはり言葉の不自由がない

日本語で話せるのが楽だし、一番頼りに

なるものです。

 

そこで会ったばかりの他人といえばただの他人ですが、

もし逆の立場なら、なおりんだったら、

最大限、助けてあげるのになぁ。

ご飯を多めに作って、もし食べていなければ

おすそ分けしてあげるとか…。

 

ほんとにいろんな人がいるものだと思いましたね。

人生において、本当に関わりたくなかった人の

1人でした。彼女については、この他にも

人格を疑うようなことがありましたしね。

 

 

そして二つ目。

これは寝込んでいて不安と孤独を感じていた時、

過去のことを思い出したという話ですが…

 

その立場になって初めてわかる、言葉ができず

周囲に入り込めない孤独感、

そこから思いやりや手伝ってあげたいという

気持ちが生じた経験です。

 

 

話はこの旅行よりさらに前の大学時代に遡りますが…

 

大学の時に、台湾人の留学生の陳さんという

人がいました。

 

彼女は入学当初、まだ日本語があまり上手ではなく、
友達がいないようでした。

 

私も知っている人が一人もいないところから
友達ができ、四人グループで落ち着いた頃、
気付くと陳さんがそこに加わっていたのです。

 

しばらくは行動を共にしていましたが、
その頃の彼女の日本語はまだまだで、
日本語ネイティブの中に入ったら、会話を理解して
話に参加することができなかったのです。

 

それでも、何か話そう、という意欲はあり、
時々、急に私達の会話をストップし、
自分のことを話し始めるのです。
台湾はどうとか、家族がどうとか…

自分が話せることを一生懸命話していたのですが…

私達は、楽しく話している雰囲気を崩され、
少々不満であり、皆、何も口には出さなかったものの、
そんな雰囲気を感じ取ったのか、しばらく経つと
私達のグループから離れていきました。

 

陳さんは、親切でいい人そうではありましたが…

 

その後、彼女の友達関係など気にもしませんでしたが、
他の学科に留学生友達はいただろうと思いますが、
はじめのうちは、日本人のお友達はたぶんいなかった
と思います。

 

 

海外での初めての一人旅…

これまで2ヶ月近く、アウトバックの

キャンプツアーに参加したり、

バスを予約して自分で移動したりしながらの旅を

経験してきましたが、

英語も下手で、その時の陳さんのように、
ネイティブに混じって話に参加できるレベルでは
とてもありませんでした。

 

ツアーに参加すると、日本人は1人。
当然、会話から取り残され、何か行動する時も、
あやふやな理解で、周りの様子を伺いながら動くので
いつも最後になってしまいました。

 

一人参加のアジア人でもいればまだしも、

欧米人ばかり。

 

他の人たちは、すぐに打ち解けて

仲良くなっていくのに加われず、

取り残され、口数少なく静かな人に
ならざるを得なかったのです。

 

言葉のことで入り込めないもどかしさ、

寂しさ…

 

卒業後、陳さんのことを思い出すことなど

ほとんどなかったはずですが、

彼女のことを強烈に思い出したのです。

 

今頃、どこでどうしているのかなぁ?

あの頃、もっとこちらから話しかけて

あげたりして、仲間に入れてあげれば良かった…

日本の大学に入れたものの、始めの頃は特に
孤独で寂しかっただろうなぁ…などと、

その頃の陳さんのことをあれこれ考えました。

 

 

今後、日本語の問題で孤立していたり、

困っている人がいたら、

できるだけ暖かく声をかけてあげよう。
いやいや言葉の問題だけでなく、

困難な状況にある人には同様に親切にしなければ。

 

…など、ベッドに横になりながら

いろいろと考えるところがありました。

 

 

そんな風に考えることができたことも、
旅行をして風景や観光スポットを見るだけでなく、
得ることができた大きなものの一つです。

 

海外に出て、いろいろなことをしてみると、
英語力の上達、違う価値観や考え方を見て
視野が広くなる以外にも、いろんなところで
成長するものだと思います。

 

英語の習得だけにとどまらず、
いろいろな経験を通して成長しつつ、
異文化の理解を深め、
グローバルな視点を持った人が増えていったら、
より良い世界になっていくことでしょう。

 

 

ちょっと長くなりましたが、

この旅行の話も、今回でラストになりますので、

旅行中に感じたこととして、記しておきました。

 

 

さて、2、3日寝込んだ後、すっきりと回復したので、

パースから電車で30分ほどの港町・フリーマントルに

行ってみました。

海辺の町で、海を見たり、町歩きを楽しみました。

 

 

そして、ついに出発地メルボルンに戻るために、

パースを立つ日。

パースから東に向かって行きます。

 

大陸横断鉄道・インディアンパシフィックに乗って

2泊3日、パースからアデレードまで移動しました。

西海岸パース⇄東海岸シドニーは全長4,352km、

3泊4日かかる鉄道です。

 

アデレードは途中にありますが、それでも2泊3日の

長旅です。

 

その時に持ってきたタイムテーブルによると、

昼過ぎ1:40 pmに出発し、

翌々日朝6:05amにアデレードに到着

となっていました。

 

一番安い座席。

普通のシートだったので、それで2泊3日は大変…

なはずですが、幸い人が少なく隣の席も

空いていたので、膝を曲げる感じにして、何とか

横になって寝ることもできたので助かりました。

 

こんな時、チビだと得だなぁ(^^)と思いましたね。

背が高い人だったら、いくら2人分の席を使っても

横になるのは大変でしょうから。

 

途中、少し長めに停車する駅で、何度か降りることが

できました。

外の景色を眺めても、特に何もない平原が続き…

 

2泊3日、座っているだけで長かったですね。

その頃は、携帯もインターネットもなかったので、

何をして過ごしてたんだっけ…。

長い時間電車に揺られ、ようやくアデレードに到着し、

その後、バスでメルボルンに戻って行きました。

 

2ヶ月のオーストラリアラウンドの旅も

これにて終了です。

 

 

 

今考えても、

長い人生を通しても、こんな貴重な体験は

なかなかできない、

 

最近は世界のあちこちを旅して回っていますが、

このような経験は今になってはできません。

 

若い頃にこんな旅をしてみてよかったなぁと

つくづく思います。

 

 

P.S. 出発地メルボルンに戻ってからは、

旅行前にホームステイしていたお宅に荷物を

預けていたこともあり、そちらに戻り数泊させて

もらった後、メルボルンシティーにある

バックパッカーへ移動。

 

その後、アルバイトとシェアハウスを探して、

ワーキングホリデービザが有効な残りの7ヶ月を

過ごしました。

 

 

 

 


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プロフィール
kaigaiなおりん

kaigaiなおりん

十数年前、オーストラリアで韓国人の主人と出会い、息子、娘の4人暮らしです。以前、韓国、オーストラリアにも住み、現在は香港に在住しています。

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