香港の下町サムスイポーに人気の腸粉屋さんがあり、
そのお店の腸粉を食べてみたので、ご紹介します♪
腸粉(ちょうふん---広東語読み-チョンファン)
というのは、米粉を薄く蒸したものを
くるっと巻いたもので、つるりとした食感で
美味しい食べ物です。
「腸」がつきますが、内臓の腸とは関係ありません。
たぶん、細長くて形が似ているからそういう名前
なのかな?
香港では、腸粉は飲茶のメニューにもあり、
あちこちで見ることができます。
以前からここの腸粉は美味しくて人気だと
聞きながら、まだ買ったことがなかったのですが、
ついにトライしてみました。
このお店、ミシュランガイドに選ばれたことも
あるとのことですよ。
行き方ですが、MTRを利用する場合、
サムスイポー駅C2出口を出て直進すると右手すぐ。
駅からも近く行きやすいです。
こちら「合益泰小食」です。
お店の前には、いつも人が並んでいます。
腸粉が人気ですが、他にもお粥などもあり、
店内に座って食べるスペースもあります。
お粥などのメニュー
でもやはり腸粉目当ての人が多いですね。
腸粉を買う場合はこちらに並びます。
ここでおばさんに注文し、その場でもらいます。
サイズは大、中、小の3種類。
大 HK$16 (約216円) 8本
中 HK$12 (約163円) 6本
小 HK$10 (約136円) 5本
飲茶メニューにあるものは、だいたい中に
エビやチャーシューなど、何かが包み込まれて
いるのですが、このお店の腸粉はプレーン
(中に何も入っておらず、ライスペーパーを
巻いただけ)で、それにタレをかけただけの
ものです。
いつもサムスイポーを訪れる時はそうなのですが、
この日もランチを食べた後であまりお腹が空いて
いなかったので、その場で食べたかったのですが、
お持ち帰りに。
小サイズにしました。
注文すると、クッキングペーパーのような紙を
お皿の上に一枚敷いて、腸粉を何本か取って
ハサミで豪快にチョキチョキチョキと
4つか5つに切り、お皿へ。
そして、タレを3種類、甘醤油ダレにゴマダレ、
それに甜麵醬ソース(かな?)をかけ、最後に
ゴマを振りかけてくれます。
お皿に盛られたので、持ち帰りって言ったのになぁ…
と思っていると、そのまま紙をギュッと
上でまとめ、袋に投入。
日本の感覚からすると、ちょっとビックリですが、
テイクアウトはこんな感じでした。
その場で食べる場合は、お皿に盛られた腸粉に
串を刺してくれます。
お店の前で立ったまま食べている人もたくさん
いるので、できれば、その場で出来たてを
いただいた方がより美味しいと思います。
家に帰ってお皿に出してみました。
小サイズだけど、結構な量でしょう?
時間が経って、タレが腸粉に染み込んだ感じに
なってしまいましたが、美味しかったです。
味は、甘辛いところにゴマダレの香ばしさが
加わり、日本の五平餅みたいな味でした。
昔、遠出をした時に高速道路のサービスエリアなどで
食べた五平餅の味を思い出しました。
このタレが美味しくて人気なんでしょうね。
なんか、後を引くというか…
また食べたいという感じが残りました。
今度はテイクアウトではなくその場で。
きっと、もっと美味しいはず。
地元に人にとっては、たぶん日本のお団子的な感じ
なんだろうなぁ、と思います。
是非お試しを〜。
住所:
深水埗桂林街121號地舖
G/F, 121 Kweilin Street, Sham Shui Po