スウェーデンと言えば北欧の国。
デンマークの上にあるというイメージでしたが、
地図を見たら、コペンハーゲンから橋を渡れば
そこはスウェーデン。
1時間足らずでスウェーデン南部のマルメという
海辺の街に行けるようなのです。
マルメはスウェーデン第三の都市。
そんなに近いのなら行ってみないと。
そんな訳で、今回の旅では、
元々考えもしなかったスウェーデンにまで
行くことになったのです。
ただ、行くと決めてから、調べているうちに、
やっぱり行く必要があるかなぁ…
と思うことが。
と言うのは、
・デンマークからスウェーデンに渡る橋の
通行料が高い!
・治安があまり良くない?
ということが書かれていたからでした。
まあ、それでも、せっかくだからスウェーデンの
雰囲気を見てこよう!
ということでスウェーデンに向け、出発!
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デンマーク側から走って行き、
まずは、トンネルです。
トンネルを出ると、間にある小さい島の上を通り、
それからスウェーデンに渡る長い橋が現れました。
橋に入るとすぐに国境です。
スウェーデンだ!
ここの国境は海の上ですね。
この後すぐに、すごいものを発見。
水上にずらりと並んだ風力発電です!
少し離れていて、眺望が良くなかったので、
きれいな写真が撮れませんでしたが…。
トンネルに入ってから橋を渡り終えるまで
約15分。
橋を渡り終え、料金所です。
ネットで高いと書かれていた
トンネル+橋の通行料は、
さらに値上がりしていて、
なんと59ユーロ(約7,600円)…。
高い…。
東京湾と千葉を結ぶアクアライン「海ほたる」が
3,000円くらいですから、ずいぶん高いです…。
スウェーデン側に入ると
すぐにエンポリアというショッピングモールが。
大きなショッピングモールのようです。
目指すキャンプ場は、橋を渡ってすぐでした。
キャンプ場のレセプション&売店
キャンプ場は、すごく大きく、
今まで泊まってきた中で最大級と言えるほど。
キャンピングカーのエリア、テントのエリア、
それに立派なコテージがたくさん立ち並んでいます。
遊び場も、ミニゴルフもあったり、こんな車もあったり、
充実していました。
トイレには、こんな子供用のトイレやシャワーも
完備されていて、小さい子のいる家族でも
キャンプを楽しむ文化なんだなぁ
ということが見て取れます。
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テント設置後、マルメの街の中心部まで、
海沿いの道を歩いて行きました。
キャンプ場を出てすぐに遊具があり、
子供たちはひと遊び。
並木がきれいです。
海辺の町、という雰囲気です。
反対側を見ると、住宅地はこんな感じ。
先ほど渡ってきた長い橋。
いったん住宅地にちょっと入ります。
このバスは観光用か、一般のバスか?
海から近いところの遊歩道に、また入りました。
さらに遊歩道を行くと、ビルが見えました。
ちょっとひねったような形をしています。
ターニング・トルソと言って、
マルメのランドマークです。
他に高い建物もないので、遠くからでもよく目立ちます。
マルメ城
中には美術館と水族館が入っているそうです。
公園がありました。
かなり大きな、市民の憩いの場になっている公園です。
このシカの像は何なんだろう…?
調べてもなかなか出てこないので疑問のままです。
かなり街の中心まで来ました。
ここ、スウェーデンのマルメも、自転車が多いです。
リラ・トリィ広場にあるフォルムデザインセンター。
建物も商品もカラフルで可愛い!
スウェーデンというと、
北欧のゆったりとした美しいイメージでしたが、
行ってみると、建物とかもまあ特別に素敵、
という印象でもなく、観光客も多くなく、静かな感じでした。
プラハやドイツの世界遺産に登録されているような所を
たくさん見てきたこともあり、ここだけ見たら素敵!
と思うかもしれませんが。
コンビニ兼お土産屋さんみたいなお店で売られていた
スイーツ
お店をちょっと覗きましたが、聞いていた通り、
物価が高いなぁ。
マーケットが出ていました。
この後、中心地から少し離れていくと、
移民が多そうなエリアに入りましたが、その辺に行くと、
治安が悪いとまでは感じませんでしたが、
道行く人々の目つきとか、
あまり雰囲気がよくありませんでした。
普通は新しい国に入ったら、一度は現地の料理を
食べるのですが、ここスウェーデンでは、
外食が高い上、橋の通行料がずいぶんかかってしまった
ので、いつものようにキャンプ場で夕食です。
ついでに立ち寄ってみたスウェーデンのマルメでしたが、
イメージしていた北欧スウェーデンの優雅で綺麗な感じは
あまり感じられませんでした。
とは言え、街の中心であろう広場に行かなかったり、
オシャレな雑貨屋さんをゆっくり見れなかったり、
大きくて新しいショッピングセンターにも
行けなかったりしたので、
もっとゆっくり見たら、いい所がたくさん
見えてくるような気がします。
それでもスウェーデンの国境の海沿いの街を
一つ見てみた、と言うのは意義がありました。
やはり、「百聞は一見にしかず」です。
スウェーデンの首都・ストックホルムは
また違う雰囲気だと思いますし、
スウェーデンには自然の素晴らしいところが
たくさんあるので、
いつかまたそんな場所も訪れてみたいなぁ
と思います。
翌日はデンマークに戻り、コペンハーゲン観光と
友人宅訪問です。