ウィルソントレイル・セクション1を逆行してスタンレーに下りてみました



 

だいぶ涼しくなってきた香港の11月中旬。

 

デモが激しくなってきている合間でしたが、

平日の動きやすい時に

香港の4大トレイルの一つ、ウィルソントレイルに

ハイキングに行ってきました。

 

 

ウィルソントレイルは、香港島の右下の方・

スタンレー(赤柱)辺りから香港島を縦断し、

そのまま九龍側も縦断するルートです。

 

セクション1、2は香港島、

セクション3〜10までが九龍半島になります。

 

 

 

そのトレイルのセクション1を逆行して歩き、

スタンレーの方に下りるように歩きました。

 

まずはウィルソントレイルの出発点まで移動します。

 

金鐘駅から6番、あるいは66番バスに乗り

黃泥湧水塘で下車し、ガソリンスタンドの脇にある

階段を上がり、左方向に歩いて行きます。

 

本来、ウィルソントレイルは黃泥湧水塘公園の

ところを過ぎて陽明山荘のところから

スタートするはずでしたが、

友達のお抱え運転手さんが、この道だと言うので

黃泥湧水塘のところから入り、

別のルートを歩くことになりました。

 

それに気づいたのは歩き終えてから。

結局、かなりハードなウィルソントレイル・

セクション1のうちの半分は平地で楽な道だったので、

これ以上ハードでなくて良かった、

という結論になったのですが…。

 

 

ウィルソントレイルセクション1を制覇したい場合は、

途中までは、アップダウンのある別のルートですので、

お気をつけください。

 

下のマップの赤い点線のところが

ウィルソントレイル・セクション1、

真ん中辺りから青線で引いてあるところが

今回、途中までなおりん達が歩いたルートです。

前置きが長くなりました。

 

さあ、黃泥湧水塘公園のところからスタートです。

バス停から上がってきて、この湖の手前の

道らしくないところから入って行きました。

 

ここは、貯水湖でもあるのですが、ボートにも乗れる

公園になっています。

 

以前、ボートを借りて乗ったこともあるのですが、

この時は平日の午前中で、人もボートも見えません

でした。

今でもボートに乗れるかどうか、

確認はできませんでしたので、訪れる際にはご確認を。

バスでだいぶ上がってきているので、歩き始めから

この景色です。

右側に景色を見ながら、ずっと平地を歩きます。

山の中腹、緑に囲まれた真ん中に

ポツンと豪邸らしきものが…。

あれは一軒家だろうか…?

どんな人が住んでいるんだろう?

なんて話しながら歩みを進めます。

 

向こう側にオーシャンパークのロープウェイが

見えています。

途中から歩きにくいゴロゴロした砂利道になり、

景色に見とれていると足元が危ない感じです。

 

しばらく行くと、レパルスベイが見えてきました。

レパルスベイのビーチと

風水にまつわる、有名な穴の開いたマンションを

反対側の上から望みます。

もう少し歩いた所から別の角度で見た

レパルスベイビーチ

この↑ビーチと建物群を過ぎると、右前方には

そびえ立つ山々の景色が!

分岐点がありましたが、これはどっちだろう…?

真っ直ぐ進むのか、下に下りていくのか?

上に上がる方には「ウィルソントレイルセクション2」

と書かれていて、余計に混乱。

(セクション2という標示は間違いみたいです。

ここはまだセクション1の真ん中です。)

 

とりあえず真っ直ぐ行こうとしたら、道が…

人があまり通っていないようで、草がぼうぼう。

かろうじて草を掻き分けながら進める感じで…

やはりここではないね、と戻りました。

低木の隙間から大潭ダムが見えました。

結局、「大潭篤水塘」行きの下り階段が正解でした。

 

 

後から確認したのですが、今まで歩いてきた道が

上の載せた地図の青いルート、

ここの下り階段から、ようやくウィルソントレイルの

セクション1、赤い点線のルートに入ったということです。

 

ウィルソントレイルセクション1の難易度は3

となっていましたが、ここまでは下りと平地ばかり。

逆から歩くと楽なのかなぁ、と何も知らずに

目の前に緑の山を見ながら下っていたのですが…

…この後、大変なことに!

少し階段を下ると小さな橋があり、そこに

今回のルートで初めて見つけたウィルソントレイルの

番号標識。

(それもそのはず、ここまで違うルートを歩いてきたの

ですから、ウィルソントレイルの標識があるはずが

ありません)

「W004」

そして始まった永遠に続く(と思われた)

階段…

この階段がなかなかのハイカー泣かせの

段数と角度。

一段一段の高さがあるので体力を要します。

さらに、平らな部分の角度が微妙に下向きに

傾いているようで、一段上がるのに

普通の駅の階段のようにさっさと上れず、

かなりハードなんです。

 

時々休憩し、後ろを振り返ってみると、

さっき見え隠れしていた大潭ダムも見えます。

後方を見ると緑の山々の景色で気持ちいいのですが、

前方、上を見上げると、ずーっと階段、階段…

上まで上がると、まだまだ続く階段が目に入ってくる

のです。

 

さっきの分岐点で上に上がっていくルートは、

あの山の稜線に見える、あそこの道を上がっていく

らしいです。

そう考えると、本来のウィルソントレイルを歩いたら、

あの山を一つ越えて来なければいけなかった、

ということになります。

 

休み休み30分以上かけて上り、

ようやく着いた頂上(孖崗山 The Twins) に

3番の標示板がありました。

こんなに500mが長くてハードだったの〜〜?

 

この標示は500mおきに設置されています。

平地ならあっという間のひと区間が、本当に

長かったです。

 

しばらく平地と下りがあり、

前方に見える山に道が見えるけど、

まさか登らないよねと話していたら…

 

そのあとまさかの登り

上りきった!

と思ったのに。

 

The Twins という名前の山なので、

同じくらいの高度の頂上が2つあるってこと

なのね。

 

今登った方の頂上は363m、

そして、これからまた登る方が386m。

 

まあ、後の方は、すでに高度の高いところから

上るので、そこまで大変ではありませんでしたが。

 

頑張って上り切りました。

もう一つの頂上にあった「W002」の標示板。

あと少しです。

もう上りはなく、ここからはひたすら下って行きます。

 

今度はとにかく下り階段続きで膝がガクガクしてきます。

あれだけ登ってきたんだから、その分下るのは当たり前

ですが。

 

スタンレーが眼下に見えてきました。

ビューポイントがあり、ここに「W001」

スタンレーが先ほどより、近く、はっきりと見えます。

ゴールはもうすぐだっ!

後ろを振り返るとこの階段

そしてついに、到着!

大潭郊野公園(タイタムカントリーパーク)という

標示を見て、終了です。

なかなかハードなハイキングコースでしたが、

眼下に見える風景は素晴らしかったです。

 

 

 

ここからは衞奕信徑・赤柱峡道

Wilson Trail・Stanly GapRoadバス停から

6番バスで金鐘に戻ることができます。

 

またStanleyまで行く場合、歩くと距離があるので、

6番バスで反対方向に乗っていくことになります。

 

 

 

なおりん達は、お友達のドライバーさんが

そこで待っていてくれたので、

そのままスタンレープラザに連れていって

もらい、そこでランチしました。

 

いつも思いますが、ひと汗かいた後のご飯は

美味しい!ですね。

 

身体を動かし、美味しくご飯をいただく!

気分転換、ストレス解消にもなり、健康的。

気候がいい間は、定期的にハイキングに行けたら

いいなと思います。

 

 

 

 

 

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プロフィール
kaigaiなおりん

kaigaiなおりん

20代の時にオーストラリアへ渡航し、韓国人の主人と出会って以来、韓国、オーストラリア、香港で生活してきました。そして2021年6月にはオランダへ。アムステルダムにてミニチュア粘土教室開講中。

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