大きな字で「佳記甜品 B仔涼粉」と看板を掲げた
このお店。
元朗まで遠くからわざわざ食べに来る人も多いという
人気のある香港デザートのお店です。
黄色に赤字の目立つ看板、そしてデザート屋さんにしては
広い店内、お客さんの多さ…
初めて行った時は知らずに、たまたま歩いていて
見つけたのですが、人気ありそうだし美味しそう…
と入りたくなるようなお店でした。
いろいろな雑誌などにも掲載されているようで、
窓にベタベタと貼られています。
ハロー香港という日本語雑誌にも載ったようですね。
フルーツたっぷりで美味しそう!
種類豊富なメニュー
デザートが来ると…
すごい量!
フルーツてんこ盛り!!
フルーツがたっぷり乗っているのは、
鮮什果布甸と鮮什果杏仁豆腐。
どちらもHK$38です。
「鮮什果」とは生のフルーツ、「布甸」はプリンです。
プリンって、どんなプリンだろうと思ったら、
マンゴープリンでした。
下にマンゴープリンや杏仁豆腐が入っているのですが、
あまりにフルーツが多くて見えません。
フルーツはマンゴー、スイカ、メロン、ドラゴンフルーツが
いっぱい乗っていました。
ちなみに「鮮」の字が入っていない「什果」というのも
メニューにありますが、こちらは缶詰のフルーツ
だそうです。
2つの間にある白いのは鮮什果布甸のマンゴープリンに
かけるエバミルク(水っぽくて甘みはそんなにありません)
です。
どっさりオレンジ色のフルーツが乗っているのは、
木瓜杏仁豆腐です。木瓜はパパイヤです。
そして白い液体にオレンジ色が浮いているのは、
木瓜西米露。パパイヤタピオカですね。
この2つはHK$28です。
フルーツを食べて顔を出したマンゴープリン
お店の名前にある「B仔涼粉」というのは、
メニューの最初にある「B仔類」の中にありますが、
涼粉という黒っぽく少し苦味があり、薬効のある
仙草ゼリーの上にフルーツがドッサリとのったもの。
B仔類は更にビッグ!なサイズで
3〜4人で食べてもいいくらいでしょうか。
お値段もHK$80以上しますが、相当大きいので、
お得で人気のようですよ。
あと、香港のデザート屋さんというのは面白くて、
甘くない、おつまみのようなものもあるんです。
例えば、お魚のシュウマイや鶏の手羽先、腸粉
(ライスペーパーをくるくるっと巻いたもの)など。
このデザート屋さんでは、そのしょっぱい系のものも
人気があるようで、香港の人たちは、かなりの割合で
食べていました。
何人かで、おつまみ系とスウィーツ系をシェアして
食べていたりとか。
場所はこちら↓
住所: 又新街置富中心7
電話: 24794743
営業時間: 12:30~翌2:30
元朗駅から徒歩10分弱です。
この又新街はローカルの雰囲気でいろんなお店があり、
面白いです。
あと、余談ですが、
デザート屋さんが夜中の2:30までやってるというのも
すごいですよね。日本だったらないでしょうねぇ。
香港には居酒屋とかはほとんどなく、香港人はお酒を
あまり飲まないので、デザート屋さんは夜も結構
繁盛していて、夜10:00、11:00にカップルとか
いい大人で賑わっているというのは、
なかなか面白い光景です。
逆に香港のデザート屋さんの開店は遅く、
このお店・佳記甜品は早めの12:30にオープンしますが、
普通は午後2:00とか2:30くらいにならないと
開店しないお店が多いので、ランチの後、
ちょっとデザート、と思っても開いていなくて
入れないということがあるんです…。
ところ変われば…
面白いですね〜。
佳記甜品のお店は、この近辺にもう一軒あります。
こちらの店舗は小さいと思ったら、路地を入ったところにも
席がありました。
こちらは元朗駅の隣の朗屏駅からの方が近いと思います。
朗屏駅から真っ直ぐ南に歩き、路面電車(軽鉄)の
走る道を渡り、水路のような(その時は水が
ありませんでしたが)ところに沿った道沿いにあります。
朗屏駅から徒歩10分くらいでしょうか。
同じ貼紙。
何ヶ月か前に行ったのですが、その時も同じようなもの
食べてた…。
住所: 教育路大坑渠側
電話: 24794708
営業時間やメニューは同じです。
なおりんは香港のデザート屋さんは基本的に好き
ですが、このお店はやはりイチオシです。
香港在住20年の友人達も感動していて、
日本から友達が来たりしたら、こういうところに
連れて来たいわ〜〜
と言っていました。
元朗の街もローカルな雰囲気で活気があり
面白いので、行ってみてくださいね(^^)。