香港の中心地、銅鑼灣(コーズウェイベイ)の
ヴィクトリアパークで毎年旧正月前に開催される
花市（フラワーマーケットLuna New Year Fair)
に行ってきました。
花市と言いますが、行ってみたら、
旧正月用のお花ばかりでなく、今年の干支、狗(犬)年に
ちなんで犬のグッズやいろいろな雑貨、食べ物など、
いろんな物があり、面白かったです。
毎年開催されている花市ですが、
実は、香港でこの時期を何度も過ごしながら、
7年目にして初めて行ったんです。
花市と言うので、お花だけのマーケットなんだろうなぁ、
お花を見るのは好きだけど、人が多いと聞いたので、
人混みは好きじゃないし…
ということで、行ったことがなかったのです。
日曜日の午前中、たまたまコーズウェイベイに
行く用事があり、前から気になっていたので、
花市に行ってみました。
まずは、お花がずらりと並んでいるレーンから。
開運竹、五代同堂、發財樹などと呼ばれる
旧正月にちなんだ、開運の意味を持つ植物や
縁起のいい意味の込められた鉢植えが並んでいます。
五代同堂
日本語ではツノナスと呼ばれていますが、
この面白い形の五代同堂というこの実は、
旧正月前になると、あちこちで売られています。
漢字で書かれた文字通り、家族五代が一堂に会するという
意味から、子孫繁栄という意味合いがあるようです。
開運竹
發財樹
こちらは、發財樹と書かれていました。
財産ができるようにとい願いが込められているようですね。
桃の花
桃の花は、良縁を呼ぶそうですよ。
欄の花を専門に売る店もたくさんありました。
欄の花のみを売るお店、いろんなものを置いている店、
水仙ばかりのお店、金柑を売るお店など、様々です。
金柑やみかん
金柑やみかんも縁起の良いもので、
旧正月前には、街のあちこちで飾られるように
なります。
色とりどりのお花たち
ほんとにカラフルです。
日曜日ですが、まだ9:30前。
オープンしていないお店もあり、人もまだ少なかったです。
お花以外のブースは、まだほとんどオープンしていません
でしたが、ゆっくり見たければ、早めの時間に行くと
人混みを避けられ、いいですよ。
水仙
このお店は水仙のみ。
水仙も縁起の良いものだそうです。
旧正月中に咲くようにか、まだお花が咲いているものは
一つもありませんでした。
五代同堂
長い枝に実がついたままの状態で売られているものも
ありました。
アヒルの鉢に可愛く入っているものや、
飾り物が一緒に付いているものも。
五代同堂、開運竹など、サイズによって値段も違い、
小さいものは＄５０くらいからありました。
本当にいろいろな植物があり、目を楽しませてくれました。
お花売り場を一通り見終え、雑貨や食品のレーンを
見ようとしましたが、まだ開いていないお店がほとんど…
ヴィクトリア公園内や周辺を少しウロウロして、
後でまた戻ることにしました。
公園を全部を花市に使っているわけではないので、
公園内の他の場所は、週末の公園らしい風景でした。
芝生の広場では太極拳など、運動をするグループ
アマさん達は、敷物を敷いて、座り始めています。
まだ朝なので少ないですが、もう少し経ったら、
両脇、アマさん達でいっぱいになるでしょう。
日曜日はアマさん達もお休みなので、仲間同士集まり、
公園などで一日過ごしています。
初めて見た時はビックリしましたが、日曜日に香港を
歩けば、どこでも見られる、見慣れた光景です。
池のある所では、おじさんたちが、
小さいモーター船をリモコンで操作し、競争させて
いました。
ブーンと音を出しながら、水しぶきを上げ、
ものすごいスピードで、ぐるぐる何周も周っていました。
遊具のある所。
ここも、まだ子供たちはいません。
何年か前までは、うちの子供たちも、ここに来たら、
喜んで遊んでいたなぁ…。
ヴィクトリアパーク前の道です。
公園の中に、まだ空いている場所があるのに、
このアマさん達、わざわざ車が目の前を通る道沿いに
座るんだぁ…？
ギターを弾いている人もいました。
ご飯を広げて食べていたり、お昼寝をしている
人もいたり、思い思いに過ごしています。
娘が中国語の試験を近くで受けていたのが
終わる時間になるので、そのまま迎えに出ました。
娘も花市の雑貨や食べ物売り場が好きそうなので、
娘を連れて、また戻ることにして。
ヴィクトリアパーク外の風景でおまけですが、
歩道橋の階段に、こんな文字が。
オリンピックの開催場所、開催年が書かれて
います。
歩道に座って、おしゃべりや食べ物を楽しんでいる
ばかりのアマさんだけでなく、なにやら、いろいろ
売っている人もいます。
さて、ヴィクトリアパークの花市の残りの売り場
(雑貨や食品、露店)のことですが、それについては、
明日、続きを書くことにします。
