娘の学校では、毎年Multicultural Weekというものが
あります。
多文化主義ということで、様々な国籍、文化、人々を
お互いに理解、尊重し合いましょう!
ということで行われているのでしょう。
その週は、他の国のことを特に取り上げて話をしたり、
調べて発表したりするようで、
そのうちの1日は、それぞれの民族衣装を着て行きます。
昨日はその日でした。
そしてマルチカルチャーコンサートもあったので
見に行ってきました。
コンサートでは、
ある学年は、世界の歌を披露したり、
自分の国の紹介をしたり、
志望者が個人で自分の国の歌やダンスを発表したり…
なおりんはもう何度もこういうのを見たので
今では見慣れましたが、初めは興味深く
面白かったです。
こういう時に歌やダンスをやりたい、
と目立って出てくるのは、いつもインド人が多いです。
それも国民性でしょうかね〜。
これは、それぞれの国の代表が旗を持ち、
国の言葉で順番に「おはよう」を言っているところです。
多くの子が自分の国の民族衣装を着ています。
まだ新しくできたばかりのキャンパスで、
1年生〜8年生まで各クラスひとクラスずつ。
人数の少ない学年もあるので、
皆合わせて100人ちょっとくらいだと思いますが、
その中に21カ国からの生徒たちがいました。
娘のクラスは20人ちょっとで12カ国なので
さらに多国籍です。
第二外国語の日本語クラスではJ-popということで
SEKAI NO OWARI の歌を歌い、
また中国語クラスの生徒たちも発表し、
最後には、カナダの国民的人気スポーツである
ホッケーの歌を皆で歌って締めくくりました。
カナダという国は(娘の学校はカナダ系です)、
多民族国家で、いろんな人種が共存していますね。
カナダ人は平和主義者が多く、
アメリカや他の欧米諸国に比べて人種差別なども
少ないということを聞き、そういうところも
なおりんがカナダが好きな理由の一つでもあります。
カナダの学校でもこのような多文化教育が行われている
かどうかはわかりませんが、とてもいいことですね。
もっとも娘のインターナショナルスクールには
様々な国の学生がいて、普段から皆で仲良くやって
いますので、自然にマルチカルチャーという感覚は
皆、身についていると思いますが。
全世界が、グローバルな視点でそのような感覚を持ち、
他の国の人々を肌の色や言葉などの違いで差別せず、
文化や価値観の違いなどを知り、理解し、受け入れて
尊重し合っていけるようになったら、
国同士の争いごとなどなくなるんでしょうに。
こんな小さい「学校」というコミュニティからでも
多文化の共存、尊重…ということを学び、考え、
今後の更なるグローバル化に対応していけるような
子供達、若者が多く育っていくことは嬉しいことです。