先日から、香港の日本語学校(香港人が日本語を
学ぶスクール)で、日本語＋英語で
ミニチュア粘土のレッスンに携わっています。
(そちらの記事については、後ほど投稿予定です。)
今回は、そちらの日本語学校で不定期で行われる
フリートーキングクラスにて、講師を務めました。
参加してくれた生徒さん達は、皆若者達。
20代が大半といった感じでした。
お仕事の後、夜のクラスに参加し、今までに習得した
自分の日本語力を最大限に駆使して、一生懸命
話そう、聞こうとしていました。
日本語学習歴はまちまち。
まだ4ヶ月くらいの人もいるし、1年、中には3年
という人も。
まだ学習歴1年くらいでも、結構話を理解できていて、
前向きな姿勢が感じられました。
香港人は親日派が多いですが、
日本が好きで日本語を勉強している人たちの集まり
ですから、みんなとっても友好的。
なぜ日本語を学んでいるのかを聞くと、
大半が日本のドラマ、歌、アニメが好きとか
日本に旅行に行きたいという理由でした。
そして、彼らはかなり日本のあちこちに
旅行に行っていました。
東京、大阪、京都に加え、島根とか高松とか
北海道…
最近、日本の経済力などの低下により、
日本語を学ぶことで仕事に生かせるという
メリットが減り、日本語を学ぶ外国人が減って
きている傾向があります。
日本に留学したことがあり、
日本語ができる香港人の友達が
日本語を習得したのに活かせるところが減り、
悔しい、と言っていたこともありました。
そう、世界から見た日本はそうなんですね。
日本語学習に関するところでも、世界における
日本の力というか影響力が顕著に現れています。
オーストラリアでも、以前は日本語が人気があり、
日本語を学ぶ人が多く、日本語教師の資格を
持っていることで永住ビザが取りやすい
という時期もありましたが、いつ頃からか
それもなくなり、
最近は中国語を学ぶ人が多いようです。
日本語教師の仕事も、今後は減ってきて、
なくなっていく方向にあるのかなと
思っていましたが、
日本が好きだから日本語を習いたい、
という外国人が、まだまだこうやって
たくさんいるというのは、嬉しいことです。
やはり、日本のアニメやドラマは根強い人気があり、
また、旅行先としても人気があるのですね〜。
日本好きな香港の若い子達の明るさ、やる気に
こちらも元気をもらいました。
いろんな人と触れ合えるのは楽しいことです。
香港にいるからこそできることを、
もっともっとやっていきたいと思います。
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