香港の子供達って、外遊びしないの?
そうですね、幼稚園児くらいまでの小さい子は
マンションの遊び場とかで遊んでいるのは見ますが、
小学生くらいになると、あまり遊んでいる子は
見かけません。
駆け回る場所がないから、というより、
勉強や習い事で忙しいから
という理由が大きいかと思いますけど。
香港の幼稚園には園庭はなく、
お部屋の中だけで過ごし、
日本の幼稚園児に比べて、圧倒的に運動量が
少ないでしょうし、
日本では、子供たちの遊び方の変化による
運動能力低下が言われていますが、
香港の子供たち、さらに大丈夫かなぁ…
と気になります。
前の記事で「香港の公園」についての記事を
書いていて、
娘がローカルインターの幼稚園(現地の幼稚園に
インターナショナル幼稚園(英語セクション)も
併設されていて、ローカル色が強い)
に通っていたころの出来事を
思い出したので、書き記しておきます。
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娘が現地の幼稚園(その中の英語セクションでした) に
通っていた時のこと。
体操の時間に、狭いお部屋の中で(こちらの幼稚園は
園庭はなく、ビルの一角にあり、室内のみ
というのが一般的です)、
鉄棒にぶら下がったりしていました。
その時に日本人の子が、前回りでクルンクルンと回ったら、
危ないからしないで、と言われてたそうです。
もう一つ香港の幼稚園での別のエピソード。
畑に行って、野菜が育っているのを見て作物が
どう育っているのかを知り、自然に親しむ、
みたいな目的で、幼稚園で行ったことがありました。
付き添いで私も行ったのですが、行ってみてがっかり…。
野菜の収穫でもするかと思いきや、畑のおじさんが
カマで緑の葉野菜を刈ってくれたものをもらって
袋に入れただけ。
そして、みんなでその袋に入った野菜を持ち
写真撮影しておしまい…。
コンセプトは良かったと思うのですが、
せっかくそこまで行きながら、
野菜を自分の手で収穫するでもなく、土をいじるでもなく、
残念だなぁと思いました。
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そういえば、こちらの公園では、砂場を見たことが
ありません。
汚いというイメージなのか…?
それから、鉄棒も。
危ないから?
というようり、そもそも、鉄棒でグルグルする
という習慣も遊び方もないのかもしれません。
泥まみれになって遊んだり、ちょっと危険が
伴うような遊びは、香港人は基本的に好まないのかな、
と思います。
「香港の公園」の記事に書いたように、
中高年は公園を良く利用し運動をしている人が
結構いるようですが、
最近の若い子、子供達は運動量、足りているのかしら…
と心配になります。
もっとも、勉強と共にスポーツやピアノなどの音楽も
総合的な評価に加味されるのか、資格などのため(?)に
習っている子も多いようなので、
別のところで特定のスポーツをやっているということは
あるのかもしれませんけど。