~広州、西安、呼和浩特、北京、
そして内モンゴルの草原と砂漠の旅~
内モンゴルの草原、砂漠ツアーの3日目です。
すでに草原、砂漠は終了し、呼和浩特のホテルから、
乳製品工場と内蒙古博物院見学に行きました。
見学した乳製品工場は、内モンゴルの「伊利」という、
中国の主要な乳製品メーカーです。
入口を入ったところにあった、「伊利」の敷地内の模型。
階段を上がると、上から工場内の生産の様子が
見られるようになっています。
広い工場内に人はぽつぽつとしかおらず、ほとんど
機械化されていました。
牛乳か何か、箱に入ったものがどんどん流れていって
います。
工場の生産ラインや展示物の見学。
生産工場は、上から見て、結構遠かったので、
何がどのようにパックされて流れているのかが、
あまり良く見えず、ちょっと残念なところはありましたが、
工場を見られて、まあ面白かったです。
出る時に、チョコのかかったミルクアイスを1本ずつ
もらいました。
乳製品工場を後にし、次に内蒙古博物院に
行きました。
ここでツアーは終わり。
自分たちのペースでゆっくり見て回りました。
建物の外観も立派な造りです。
内モンゴルの歴史や地理、民族、生活、動植物などから
恐竜の化石まで、かなり見応えがありました。
端から端までゆっくり見たら、何時間もかかりそうですが、
息子は足が痛いから座って待ってると言い、
主人も疲れているし、と息子と一緒に待っていたので、
なおりんと娘、かなり駆け足でささっと見ました。
この後は、草原、砂漠ツアー参加前に泊まったホテルに
チェックインし、その後、呼和浩特駅へ。
呼和浩特駅は、大きくてなかなか立派な駅です。
呼和浩特駅に行った理由は…
旦那が翌日の北京行の列車のチケットを予約した時に、
子供たちのパスポートナンバーを入力するのに、
まさかの入力ミス…
7が二つ続いているところ、一つにしたらしく。
番号が違うと、すんなり乗せてもらえないだろうと
旦那が判断し、解決するために行ったのでした。
チケット売り場で聞いてみると、やはりチケットを
発行できないとのこと。あららー…。
ただキャンセルは無料でできるということで、
子供たちの分を2枚取り直しです。
ただし、乗る予定の電車の座席の空きがなく、
2枚は寝台車を予約することになりました。
2人は普通の座席、2人は寝台車ということです。
まあ、なんとか予約できて良かった。
それにしても、ちょっとしたケアレスミスが、
駅まで出向いて列に長い時間並び、チケット取り直し
と、えらい目に遭いました。
中国人、列に並ばず、我先にと割り込む話はよく耳に
しますが、チケット売り場に並ぶ間、
それを目の当たりにしました。
真面目に並んでいる人がいる一方、脇から列の先頭の
ところ目指して、どんどん入ってくるんですね…。
文句を言わなそうな人の前にさっと割り込むと、
割り込まれた方も文句を言えず、ちゃっかりと入り
込めるわけです。
これは、ほんとに困ったものです。
まあ、中国は人も多く、もたもたして、おとなしくして
いたら競争社会で負けてしまうような社会で
ずっときたという背景があるから、こういうことが
普通に行われているのでしょうかね。
そんなにすぐには変わらないんでしょうけど、
少しずつでも改善していかないとね、と思います。
戻る途中で軽く食べた遅めのランチ
旅行中、この卵とトマトのスープ、よく食べました。
さっぱりしていて日本人の口にもよく合い、
美味しかったです。
2泊3日の内モンゴル草原と砂漠の旅、
560元(約9,500円)という激安価格
(乗馬、ラクダ乗り、食事込み)の割には満足。
普通のパオに泊まれず、満天の星空を見られず、
かなり観光化していて、自然を体いっぱいで
感じる、という点では物足りず△。
まあ、総合的には、他の旅先とはちょっと
違った場所、乗馬やラクダ乗りなども体験でき、
面白かったです。
中国、内モンゴル旅行も終盤。
残すところは北京のみ。
翌日は電車で北京に向かいます…