最近の香港のコロナ状況下の様子をお伝えします。
香港では、武漢閉鎖直後からいろいろなところで
制限がかかり、長いこと自粛を続けてきて、
香港内でのコロナ感染者は、このところゼロの日が
続いていました。(海外からの帰国者に陽性者はあり)
22日間、感染者ゼロの日が続き、学校の再開も
発表され、少しずつ制限が解除され、
先週半ばから一部の図書館が開いたり、
スポーツ施設なども条件付きで再開されました。
公共の場では外でも中でも5人以上集まってはいけない
というのも8人までよい、
ということに変更されたり…
慎重に、少しずつ緩めていっており、
人々の気も緩み、街中にも普通に人が出ている
ように見えてきた矢先でした。
が、… 3日前、
感染源不明の感染者が出てしまいました。
その後、その人の孫娘(幼児)と夫の陽性も確定。
(香港では住んでいるマンションのタワーや
年齢などまで公表されます)
本当にこのコロナウイルスは、抑えられたと思っても、
まだどこかに潜んでいる…
無症状感染者がいて、その人達が知らず知らずに
感染させているというのは、
こういうことなんですね。
症状が出るまでの期間の14日間をずいぶん過ぎても
ゼロだったのが、このように撲滅できていないの
ですから、手の打ちようがないというか…
本当に厄介なウイルスです。
こちらの学校は、武漢閉鎖直後すぐに、
旧正月休みに引き続きそのままオンライン授業に
なってしまったので、
うちの子達も、もうかれこれ3ヶ月半以上も
学校に行っていません。
3月下旬、帰国者が増えた時期、一気に感染者が
増えてきて、緊張感が高まった時があり、
夏休み前は学校に行けないんだろう…と
半ば諦めていました。
それが、2ヶ月の長い夏休みに突入する前に
1ヶ月でも通学できるとのことになったので、
ひとまず良かったですが…
学校に行くなら行くで、それも気を遣いますし、
今回、また感染者が出たことで、どうなるかと
気になってもいます。
この感染者から、クラスター的に感染が拡がりを
みせるようだと、またどうなるかわかりませんし…。
5月に入り、真夏日が続く香港。
暑くてマスクを着けるのも大変です。
でも、香港の人達も根気よくマスクをしています。
まだまだ気は抜けません。
長く続き、疲れますが、頑張りましょう!