尖沙咀(チムサアチョイ)の米線専門店に行ってきました。
香港で人気のローカル食堂です。
香港では米線というライスヌードルはよく食べられていて、
つるっとした食感で食べやすく美味しいので、
香港に来たら、是非食べて行って欲しいものの
一つです。
お店の看板には「明火小鍋米線」と書かれていますが、
「星林居雲南米線餐廳」というようです。
このお店のいいところは、具やスープの辛さ、
トッピングの量などを自分好みで選べることです。
メニュー表はなく、テーブルに置かれているこちらの紙に
記入します。
広東語と英語で書かれています。
一瞬、どうやって注文するんだ?
と思いますが、注文の仕方は簡単。
〈温かいスープ麺か冷たい麺かを選ぶ〉
まずは、スープ入りの温かい米線”(小鍋米線)か
スープなしの冷たい米線”(涼拌米線)を選びます。
周りの人達も、ほとんど小鍋米線の方を食べて
いましたし、どちらか選ぶなら、まずは小鍋米線
でしょう。
米線というのは、文字通り米粉の麺で、太さは
素麺とうどんの中間くらい、稲庭うどんくらいで、
つるっとして食べやすい麺です。
〈具を選ぶ〉
それから具を選びます。
どちらも基本料金はHK$26で、
そこに具を追加すると値段も加算されていきます。
元々、もやし、ニラ、ネギ、パクチーなどは
入っています。
具はものによりHK$6〜HK$12。
野菜や肉類、フィッシュボールなど、様々な具材が
あります。
その中で、日本では普通、麺に入れないけど
オススメなものが湯葉。
メニューの「腐竹」というのが湯葉です。
こちらの米線にはよく入っています。
あと、なおりんが好きなのは大根。
ここのお店のは食べていませんが、味がよく染みていて、
美味しいんです。
「蘿蔔」というのが大根です。
炸醬も美味しいです。ジャージャー麺にのってくる
味付けひき肉です。
湯葉と大根を注文してみました。
…が、大根がないとのことで、湯葉のみに。
〈スープの辛さ、酸味を選ぶ〉
スープの辛さはC1の辛味なしの走辣から
C9超勁辣までの9段階。
一番上に書いてありますが、ここで走辣、辛味なし
を選ぶと、元々入っている挽肉はなしになります。
たぶん、挽肉が入っていた方が美味しいので、
辛いのが苦手だけど挽肉を入れたい場合は小小辣を
選びましょう。
そして、酸味も選びます。
こちらは4段階。
なおりんは、小小辣、小酸を選びました。
スープの味は辛味はあまりなく、酸味の方が
強く感じました。
スープの好みは個人差がありますが、ちょうどいい味で
とても美味しかったです。
〈具の量を選ぶ〉
もやしは多め、少なめ、もやし抜きを選べます。
もやしは「芽菜」ここで、もやし多めが良ければ「多芽」
を選びます。「走」の字は「なし」の意味です。
ニラ「韮菜」とパクチー「莞茜」、ネギ「葱」は
多めかなしか選べます。
それから、麺少なめ、麺なし、というのもあります。
なおりんは、野菜たっぷりがいいので、
パクチー以外は多めにしました。
飲み物のメニュー
ランチですが、セットで付かず別料金です。
鴛鴦というコーヒーと紅茶のミックスドリンクを
選んでみました。
麺を注文しているのでHK$12。
ここに来て飲み物だけという人はあまりいない
でしょうけど、鴛鴦の場合、飲み物単品だと
HK$16です。
これが湯葉入り、もやし、ニラ、ネギ多めの麺
多めにしたので、野菜がたっぷり。
麺より多いくらいでした。
具材は1種類なので、HK$32。
安くて、美味しくて癖になる味です!
住所: 尖沙咀樂道23號地下A舖
Shop A, G/F, No. 23 Lock Road, Tsim Sha Tsui
A1出口から徒歩2分
電話: 2416 2424
尖沙咀の中心地からすぐで行きやすい場所に
あるのもいいですね。
お昼時になると混んできて、並ぶことになるので、
早めの入店をお勧めします。
12:00くらいまでに行くといいでしょう。
混んでいる時は、相席になります。