1998年6月初旬、
メルボルンから陸路で旅行を始め、
オーストラリア中心部のエアーズロックを通りながら
北部の町ダーウィンまでやって来ました。
ダーウィンから行ける観光スポット・
カカドゥ国立公園をキャンプツアーで訪れ、
その後、ダーウィンで数泊しながら
ダーウィンの小さな町を散策したり、
ゆっくりしながら過ごした時のことについて
書いていきます。
(今から20年以上前、オーストラリアを2ヶ月間
ラウンド旅行をした時のことを、記憶をたどりながら
記録しています。)
この旅行のスタートの記事はこちら↓です。
メルボルンからグレートオーシャンロードを通りアデレードへ-1998年の旅の記録
オーストラリアの北部にあるダーウィンは
一年中夏。
ダーウィンに滞在した7月は乾季で、
滞在中、連日晴天でカラッとした暑さで、
気持ち良く過ごせました。
南国の開放的な雰囲気のこじんまりとした小さな町で、
明るい感じで、居心地が良い町でした。
まあ、いい季節に滞在したので、蒸し暑い雨期だったら
また違う印象だったでしょうけど。
数日の旅行だと、訪れる時の季節や天気により
その町の印象や楽しさなどが、ずいぶん変わって
きますからね。
宿泊したバックパッカーには、こんなお客様が!
バックパッカーの庭に現れたポッサム
海に囲まれているダーウィンの町。
魚の餌付けができるところがありました。
ダーウィンの町は、第二次世界大戦時に
日本軍の襲撃により多大な被害を受けた
という歴史を持っているのです。
日本人でこのことを知っている人は
あまりいないと思いますが、
渡豪前にこの事実を知ったため、
日本人として見ておこうと思い、
軍事博物館を訪れました。
今ではそんなことがあったとは感じられませんが、
この町を訪れるなら、過去にあった事実を
知っておいた方がいいと思います。
他にどこを訪れたか、あまり記憶がないのですが、
軍事博物館に行くのに、バックパッカーで自転車を
レンタルして行ったのを覚えています。
割とよくサイクリングロードが整備されていて
走りやすかったんですが…
実はこのレンタル自転車は、ちょっとサイズが
大きく、微妙に足が着かない高さでした。
バックパッカーにそれしかなかったので、
まあいいか、と借りてしまったのですが、
やめておくべきでした。
ママチャリなら大丈夫だと思いますが、その自転車は
ハンドルからサドル下にあるバーが真っ直ぐ高い位置に
あったため、止まる時に、足を着いた反対側の足を
自転車の上を通して下りる時に引っかかり、
転んでしまうんです。
何度か転び、下手な所では止まれない、危ない状況
でした…。
戻る途中、近くで週一回ビーチの方で開かれる
ナイトマーケットがあり、行きたかったのですが、
とにかく、この自転車を明るいうちにゆっくり、
安全に運転して戻したかったので諦めた、
なんてことにもなってしまいました。
ちょうど、10日程前にキャンプツアーで一緒だった
オランダ人女性とすれ違い、
また会ったね、なんて言葉を交わし、
マーケットに行かないの?
とも言われたんですが…。
まあ、こんなこともありましたが、
ダーウィンは自然も豊かで開放的でいい町でした。
ダーウィン滞在の最終日には、
Litchfield National Park日帰りツアーに参加しました。
termite mounds
アリ塚です。
これ、超巨大ですね!
すでに他の場所でもアリ塚を見てきましたが、
一番大きいアリ塚でした。
Florence Falls 、Tolmer &Wangi Fallsという滝を
訪れ、滝壺で泳いだりもしました。
乾季だからか滝の勢いはありませんでしたが、
雨季だと迫力があるのかしら。
カカドゥ国立公園に行ってきた後だったので、
同じような景色、体験でしたが、
素晴らしい大自然を感じられる1日ツアーでした。
オーストラリアを一回りする旅も中盤。
オーストラリアの真ん中を北上してきて
北端のダーウィンまで来たので、
ここからは西海岸に沿って南下していきます。
この後、またツアーに参加し、
ダーウィンからブルームという町まで
観光しながら移動していきます。